ASTRO GATE代表 大出、JAXA職員へ世界のスペースポートビジネス最前線について研修を実施

― 福島県南相馬市にて、宇宙産業の未来に向けた知見共有と意見交換 ―

世界中でスペースポート(宇宙港)の企画・開発・運営および、宇宙ビジネス全般の調査・コンサルティングを手掛けるASTRO GATE株式会社(本社:東京都あきる野市、代表取締役:大出大輔、以下「 ASTRO GATE」)は、2025年5月8日、福島県南相馬市において、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若手職員を対象に、「世界のスペースポートビジネスの最前線」と題する講演およびディスカッションを行いました。

近年、世界各国でスペースポートの設立計画が加速し、宇宙への商業的アクセスが拡大する中、そのビジネスモデルや地域経済への影響、持続可能な運用のあり方などが注目されています。本研修では、こうした世界的な潮流を踏まえ、スペースポート事業の最先端動向、周辺ビジネスとの連携、そして今後の課題と展望について、ASTRO GATEが蓄積してきたグローバルな知見と実践的な経験を共有しました。

講演において大出は、北米・欧州における先進事例、南米、アフリカ、アジア太平洋地域などにおける今後注目の動き、世界各地で進行中のスペースポートプロジェクトの事例を紹介。それぞれの地域特性や政策、市場ニーズに応じた多様なアプローチが存在することを解説しました。また、単なる打上げ拠点に留まらず、研究開発、宇宙旅行、関連産業の集積地としてのスペースポートの多角的な可能性についても言及しました。

続くディスカッションでは、JAXA職員の方々と、日本の地理的・技術的特性を踏まえたスペースポートのあり方、官民連携の重要性、国際協力の可能性など、多岐にわたるテーマで活発な意見交換が行われました。

福島イノベーション・コースト構想の重点分野に航空宇宙が含まれることにも触れ、本地域に根差した宇宙関連産業の振興の可能性を探る上でも意義深い機会となりました。

ASTRO GATEは、スペースポートに関する深い専門知識とグローバルネットワークを活かし、今後も国内外の政府機関、研究機関、民間企業との連携を強化してまいります。スペースポート構想を持つ自治体様、効率的な打上げ拠点や射場設備開発に関心のあるロケット事業者様、そして宇宙ビジネスへの新規参入をご検討中の企業様に対し、最新の知見に基づいた最適なソリューションを提供することで、持続可能な宇宙経済圏の構築に貢献してまいります。

本件に関するお問い合わせ先:
ASTRO GATE株式会社 広報
Email: info@astrogate.jp

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